
漁師町の風情が残る海と花のまち・南房総千倉町に佇む高家神社(たかべじんじゃ)は、日本で唯一料理の祖神を祀る神社として、料理関係者や味噌醤油などの醸造業者からの信仰を集めてきました。現在でも、毎年行われる「庖丁式」を中心に多くの料理関係者が参拝に訪れます。
〒295-0012
千葉県南房総市千倉町南朝夷164
TEL.0470-44-5625
●境内見学自由(8時~17時)
●JR内房線千倉駅から約2km
庖丁式-日本料理の伝統を今に伝える。
毎年10月17日と11月23日に行われる「庖丁式」は、烏帽子・直垂を纏い、包丁と箸のみで一切手を触れることなく、鯉・真鯛・真魚鰹などをさばく厳粛な儀式です。平安時代の宮中行事を再現し、古式に則った所作と包丁さばきに、日本料理の伝統をかいま見ることができます。