■29回大会結果について
2018年2月26日
平成30年2月25日(日)に南房総市富浦体育館を会場にして、第29回小野派一刀流流祖忠明旗争奪関東小学生剣道大会が開催され、関東近郊から過去最多の126チームがエントリーし、熱戦を繰り広げた。 開会式では昨年8月15日に逝去した、小野派一刀流前宗家笹森建美氏へ本大会並びに剣道を通じて青少年の健全なる育成に多大なる尽力を果たした功績を讃え、大会会長石井 裕から感謝状を贈呈した。 選手宣誓では選手を代表して富山剣道スポーツ少年団の西方順太・諸岡明選手(6年)が指導者や保護者の方々への感謝の気持ちを込めた心に響く選手宣誓を堂々と行った。 開会式終了後には、小野派一刀流18代宗家矢吹裕二氏とその門人による古武道小野派一刀流演武が行われ、その後予選リーグを勝ち抜いた42チームで決勝トーナメントを争った。 5連覇を狙う東京都の東松舘道場は、準々決勝で埼玉県の四誠館と代表戦までもつれ込む接戦の末に惜敗。優勝はその四誠館を破り、昭島中央剣友会が前回準優勝の雪辱を果たし2度目の優勝を勝ち取った。 地元勢は、丸剣友会(南房総市)、長狭剣友会(鴨川市)、館山城剣道スポーツ少年団(館山市)が予選リーグを突破した。
なお、試合結果は、次のとおり。
【団体表彰】 ●優 勝 昭島中央剣友会[東京都] ●準優勝 四誠館[埼玉県] ●第3位 周南剣道スポーツ少年団[君津市] ●第3位 養浩館道場[神奈川県] ●敢闘賞(ベスト8) 浦安本部道場[浦安市] ●敢闘賞(ベスト8) 直信舘和泉道場[神奈川県] ●敢闘賞(ベスト8) 野間会[富津市] ●敢闘賞(ベスト8) 東松舘道場[東京都]
【優秀選手賞】 ●阿部 暁(昭島中央剣友会[東京都]) ●塩崎 煌文(昭島中央剣友会[東京都]) ●宮川 拓也(四誠館[埼玉県]) ●佐藤 羽多(周南剣道スポーツ少年団[千葉県君津市]) ●西山 大稀(養浩館道場[神奈川県])
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