グルメ

生産量日本一の農作物を味わう

農作物ヘッダ

南房総は意外にも日本一の生産量を誇る農産物が多数あります。その季節にしか食べられない物や市場にあまり出回らない物も。また、南房総市の小中学校では地産地消率の高い、食の安全を保った給食を提供し、日本一おいしいご飯給食を目指して取り組んでいます。
フルーツ狩り、農作物のシーズン、魚介のシーズンなどもいろいろ楽しめます。

目次

枇杷

旬の時期:5月中旬~6月中旬

南房総地区におけるびわ栽培の歴史は250年を超え、H18年農業産出額では全国第2位を誇ります。明治42年からは、皇室に献上びわとして初夏の味覚をお届けしています。
高級フルーツとして人気の房州びわは、一粒ひと粒、果実に袋をかけて栽培され、大粒で肉厚、果汁たっぷりなのが特徴。南房総では、房州びわを使ったオリジナル商品も道の駅を中心に多数あり、お土産品としても人気を集めています。また、完熟枇杷を味わう「びわ狩り体験」も楽しめるので是非トライをしてみよう。

菜花

旬の時期:12月~3月

食用菜花の生産量は、南房総地域が堂々の日本一。春の到来を告げる華やかな食材としてのブランド力と、栽培のしやすさも手伝って近年、栽培量が増えてきました。
栄養成分は、カロテン、ビタミンB2、C、鉄分を多く含み、カルシウムにいたっては健康野菜の代表選手であるほうれん草の約3倍!と言われています。独特のほろ苦い味と鮮やかな緑は、伝統的な懐石料理から、パスタなどの洋食まで実にバラエティー豊かに使用されています。また菜花は、千葉県の県の花として広く親しまれています。

キンセンカ(カレンデュラ)

旬の時期:冬~春

日本一の生産量を誇る南房総のカレンデュラ(キンセンカ)
南房総を代表する花の一つで、“早春の南房総” と言えば、“キンセンカの花畑”を思いつく人も多いでしょう。最近、食用(エディブルフラワー)としての人気が高まっているキンセンカ。無農薬栽培した花は天ぷらや鍋料理に使われ、花弁はサラダ、スープ、シチューに独特の風味を与えます。

南房総カレンデュラ プロジェクト

南房総市では、大学や企業、農家さんたちと連携して、商品開発に力を入れています。道の駅などで、カレンデュラ商品をチェックしてみてください。

そらまめ

旬の時期:4月~5月

空に向かって実をつけることから空豆(ソラマメ)と言われ、南房総ではその粘りと甘味から人気の高い「早生一寸」が主流です。南房総のゆたかな自然の中で太陽をいっぱい浴びて育ったエメラルドグリーンに輝く南房総のソラマメは、とても栄養価が高く、塩ゆでにしてもよし、皮をむいて甘く煮てもよし。
おつまみとしても重宝され、相撲観戦する人たちのおつまみとして需要が増すことから、5月場所がはじまるまで栽培されます。

日本一おいしいご飯給食を目指して

南房総市教育委員会では、平成23年度より「食は文化」という理念のもと、里・海・山の食材を生かし、「ご飯」を基本とした和食中心の給食を提供しています。

「南房総市 日本一おいしいご飯給食」出版しました。子どもたちの嗜好(しこう)に合わせたものではなく、私たち大人が「子どもたちに食べさせたい、伝えたい」と思える、この地域で昔から食べられているご飯を主食としたメニューです。