取材とかこつけて！南房総の海鮮を食べまくる企画です♪

目次

はじめに。

南房総は、西側には東京湾、東側及び南側には太平洋と3方を海に囲まれ、多種多様で美味しい海産物が獲れるところです。

地元の魚介を使った、海鮮丼・お寿司・浜焼きや、干物などのお土産、宿泊しないと食べられない料理などなど、魚好きには、たまらないお店が満載。

今回は、食い倒れるまでご紹介しようと思います！

道の駅富楽里とみやま（大漁市場）

最初にご紹介するのは富津館山自動車道ハイウエイオアシス富楽里からも行ける、「大漁市場」さん。
地元の魚介、干物、海鮮加工食品などが豊富に取り揃えられています。
もちろん鯨の刺身用サクも！

岩井富浦漁協の安西さんのお話では、
鯛、鰯、鯵、鯖、イサキ、金目鯛、カンパチ、サザエ、鮑などが旬の時期に店舗に並びます。
一般のお客様だけでなく、地元民宿の魚は、ほぼこの店で仕入れているとか。

なぜ、ここの魚が新鮮かと言うと、港であがった魚（7時ごろ）を、市場のセリにかける前に、
この直売所に持ってくるので、新鮮で美味しい魚が提供できるのです。とのこと。

獲れたての鮮魚を狙って、開店時間前から魚好きのお客様が並びます。

※8時30分ごろから並び始めますが、海がシケの日は、魚が並ばないことも。

お目当てが鮮魚の方も多いですが、
鮮魚以外にも、いろんな魚の干物や房総鰹節、刺身用鯨や鯨の皮など、揃っています。

水槽には、マカジキに付いてくる「コバンザメ」や他の魚が泳いでいるので、水族館感覚で子供達も楽しめます。

これからも安くて新鮮な魚を提供していきたいと、安西さん。

道の駅富楽里とみやま（ハイウェイオアシス富楽里）

海鮮食堂ＩＳＯＢＡ

次にお邪魔したのが、
2022年7月22日にOPENした「海鮮食堂ＩＳＯＢＡ」さん。
いよいよ、待望のお食事取材！

メニューを見せて頂くと、海鮮丼や6点刺身盛り合わせ、まぐろ丼など、どれも美味そうでたまりません。

今回注文させて頂いたのは〜、

厚めに切った８種類のネタがドドっと乗っかる、「海鮮丼」〜。

料理長オリジナルの漬けタレを使った、「ISOBA丼」は、醤油漬け、ガゴメ昆布、山芋の丼で数量限定。

「鯛の兜の焼き定食」。新鮮でプリっとした食感の鯛の頭は、ボリューム感満点な大きさで、大満足の一品。

そしてそして、忘れては行けないのが、地元の定番B級グルメ 「いかメンチ」！
つなぎもイカのすり身100%使用。
イカをたっぷり使い、野菜と一緒にカリッと揚げたメンチは、外はサクサク、中はふんわりジューシー。
イカの旨味が口いっぱいに広がり、一口食べれば幸せになる絶品の味！

「小さい子から年配の方まで、様々な方に楽しんで頂ける「ISOBA」を目指して、新鮮で美味しい海鮮料理をご提供しています。
車椅子の方、筆談の方、ぜひお越し頂きお声がけください」

美味しすぎて腹パンです。（取材班）

海鮮食堂ISOBA

次は、寿司です寿司！！！（腹パンでもぜんぜん食べられます！）

大徳家

創業明治2年、南房総市最古の寿司店「大徳家」にお伺いしました。
千倉で水揚げされた地魚、アワビ、イセエビなど贅沢なネタも豊富で、今は五代目の親方が握る、地元の超人気店。
極上の寿司以外にも『なめろう』や『さんが焼き』などの郷土料理も自慢のお店。
その他、漁師料理や珍しい地魚、マンボウやクジラなどがメニューに載ることもあるとか。

早速メニューを拝見し、注文お願いしま〜す。
私は、既によだれが止まりません、、、

厳選された新鮮なネタを親方が心を込めて握っている！
にぎり９貫＋巻物、【特上にぎり】

こだわりの酢飯に、綺麗に盛り付けられらネタの数々。
美しい！【上ちらし】

大将のお奨めで人気No１、
地魚メインの【おまかせ握り鮨】＋カニ汁付き

豪華絢爛とはこのこと！！！

どの寿司のネタも新鮮で美味すぎです！

寿司の酢飯にも拘っており、地元南房総で育まれたブランド米「長狭米」を使用。
（明治4年に明治天皇陛下の「大嘗祭（だいじょうさい）」に「献上米」として選抜されたお米）
外がしっかりしていて、中が甘みがあり、ネタと見事に調和して、極上の寿司になっております。

また、熟成真鯛の醤油漬けの醤油は、「高倍醤油」。
特別限定醸造醤油「高倍」は、南房総市の高家神社に奉納するため年に一度だけ醸造する醤油。
透明感のあるあざやかな色、深みのある味、芳醇な香りが、熟成真鯛を上手に包み込んでいます。

忘れてはいけない逸品は、
100年以上レシピを守り続けてきた、【鯵のなめろう】

ぷりぷりの鯵が味噌のコクと絶妙に絡み合い、思わず箸が止まらなくなる美味しさ！！！
ご飯にのせて「なめろう丼」にするのもありですし、お酒のお供にもぴったりな逸品ですね。
（今回呑めないかったのが残念でなりません、涙）

地元ならではの温かいおもてなしと落ち着いた雰囲気のお店で、女性同士や子供連れのご家族も是非にとのこと。
只今、今の親方と六代目が一緒に握れる特別な新店舗を千鳥駅に近い方に建設中。
歴史と伝統を受け継ぎながら、新たな空間での握りがとても楽しみです！

大徳家

南房総市千倉町南朝夷1079（来年移転予定）
新店住所：南房総市千倉町瀬戸2910
0470-44-1229
営業時間：
【月・水～日・祝・祝前】昼の部 12:00～15:00 (L.O.14:00) 
【月・水～日・祝・祝前】夜の部 17:00～21:00 (L.O.20:00)
定休日：火曜日 　※但し、火曜日が祝日の場合は、翌水曜日休み
https://daitokuya.co.jp

MAP

とみうらマート内「みのや総合水産」

次にお邪魔した　とみうらマート内「みのや総合水産」さんは、地元の新鮮な魚介類や干物が豊富に揃う人気の店舗です。

新鮮な海の幸が所狭しと並び、お土産にぴったりの品々も充実。房総半島の味覚を購入できるお店です。しかも安い！！！

みのや総合水産、川戸さんにお話聞きました。
年間通して、港から直接に旬の魚が並びます。今日などは、キンメ、サバ、イナダ、伊勢エビ、メジマグロ（本まぐろの幼魚）がお奨めですね。無休の営業ですが、海がシケの日は休みのことがあります。とのこと。
※雨の日は休みの確率高いので要注意。

伊勢海老や貝類も。昼前ぐらいに港から魚が揃うので、その時間を目指してくるお客様多い。

とみうらマート内「みのや総合水産」

千葉県南房総市富浦町青木１００−１
　とみうらマート
営業時間：9:30～16:00
定休日：水曜日
※魚の調理は不可。

MAP

海鮮食堂とみうら亭

本日の【帰れまセン】企画も大詰めラストスパートでお伺いしましたのは、
魚の卸業から始まり、今のスタイルになって４年、
房総の地魚をふんだんに使った海鮮丼や豪華な定食メニュー、房総の海の幸を堪能できる店！
「海鮮食堂とみうら亭」さん。
なめろうメンチやサクサクなアジフライなど、サイドメニューも豊富とのこと。

早速実食！！！

約半分のお客様が注文するという、
看板メニューの「とみうら丼」は、8種類のネタが乗っかる豪華版。

お店でNo2人気の「サーモン親子丼」。
新鮮で肉厚なサーモンといくら醤油漬けの絶品コラボレーション！

「房総よくばり御膳」は、
平政（やブリ）のカマに煮つけ、アジフライ、赤身白身の刺身の豪華版定食。

副店長の山崎さんにお話聞いたところ、
その他、カキフライや、魚の食感を残したなめろうなども人気。大きくて皆さんびっくりする金目鯛の煮付けは数限定の定食。
こだわりの米は、寿司にしたときにシャリの粒がしっかりしているフサコガネ（なんと嬉しい、大盛り無料！）
また、来年は人気の丼ぶりはもちろんですが、定食メニューや新たに加わる商品など、一層美味しい料理が増える。とのこと。

清潔感のある広い店内（約150席）では、新しくできた掘り炬燵の席が大人気で、
運転の疲れもとれ、大人数の方にも喜んで頂いているらしい。

車椅子の方も、入り口にはスロープがあり、店内フラットなので安心してご来店できる設計。
土日は混むので14時以降だと待たずに入れることが多いとのことですので、是非！

海鮮食堂とみうら亭

もはや、腹がはち切れそうなので、お隣の魚屋さんへ、

南房総おさかなセンター

海鮮食堂とみうら亭さんの横にある、「南房総おさかなセンター」さんでは、
房総沖から獲れたて地魚や活貝、干物や加工品、くじらを使った食材など、千葉県産の名物が並んでいます。
デカネタ持ち帰り寿司、バーベキュー用食材も人気です。

南房総おさかなセンター

海の生き物たちのペイント♪

房総の駅とみうらの駐車場では、
緑のペイントに海の生き物たちお出迎えしてくれます。

次は、美味しい干物やさんもご紹介。

白浜ひものセンター

房総半島最南端、海女の町・白浜で、日本一うんめぇ（旨い）干物づくりのために全力投球しているお店。
地の魚を、無添加＆天日干し、手作業で干物を作っています。

南房総「家族時間」推奨品に選定された「房州黒あわびのきも塩辛」「サバ西京漬け」、や「つくだ煮」など、手作り珍味も自慢の逸品です。

白浜ひものセンター

文・写真・動画：しぶちこ