アクティビティ

LOCAL GUIDE 山編 横山武さん

ローカルガイド.横山さん

桜を眺めながら黒文字茶で一服! 安馬谷里山ハイキングツアー

ローカルガイド.横山さん

毎日を健やかに過ごすことをモットーに、植物を通して健康のいろはを教えてくれる御年89歳のベテランガイド。お手製の健康茶・黒文字茶はツアー参加者に大人気!

Profile

よこやま・たけし
安馬谷里山研究会 会長

日立製作所で15年ほど務めた後、30代半ばに地元・丸山町に戻り、館山市役所職員に転職。退職後は、安馬谷里山の保全活動を続けている。

Spot:安馬谷里山

田んぼ、小川、ため池、ホタル、花菖蒲などが見られるハイキングコース。1年中桜が咲いているスポットも。

体験プログラム

安馬谷里山ハイキングツアー
1年中桜の花が咲いている里山で、地域に生息する植物や歴史の話を聞きながら、人問の原点を学べるハイキングツアー。養命酒にも配合されている黒文字のお茶(自家製)をいただくことも。

開催日程 :不定期(予約制) 定員:1名~
参加料金 :要相談
予約の期日:1週間前まで
集合場所 :安馬谷青年館 
電話:090-2758-2407
※予約の詳細はお電話にてお問い合わせください。

インタビュー

ローカルガイド.横山さん

Q. 活動のきっかけは?

日立製作所で15年ほど務めた後、定年まで館山市役所職員として携わっていましたが、退職後に、地元・丸山町で植物について勉強するようになりました。
ちょうどその頃、旧丸山町長が安馬谷里山を使って欲しいということで、安馬谷里山の取組をはじめることにしました。立ち上げ当初から約3年間は1人で活動していましたが、2003年(平成15年)に安馬谷里山研究会が発足し、今では25名の会員と一緒に取り組んでいます。12haのうち3haを草地にして山ゆりなどを楽しんだり、1年中桜が咲く里山づくりの取組では、さまざまな形で植樹用の苗を確保していきました。植えても根付くのは半分ほどなので、とても大変な作業です。

Q. 今までで印象に残っていることは?(よかったこと)

JR千歳駅からハイキングで、安馬谷青年館に約500人の参加者が来られた際、安馬谷里山の黒文字茶をサービスした時、「お茶を売ってほしい」といわれたことがとても印象に残っています。商品化してほしいといわれるほど好評だったことが大変嬉しく感じました。
参加者がたくさん増えていることも、自分のやりがいにつながっています。
ハイキングのイベントを始めたのは20数年前からで、安馬谷里山の活動をしているうちに、里山見学者が増えたため、公園をスタートとゴール地点にして実施したのが最初でした。その時は、全長約9.7kmの道のりをハイキングしました。
その後、春・夏・秋と3回ほど実施し、それぞれ50名程度の参加者が集まりました。
現在は、安馬谷青年館をスタートとゴールにした3.5kmで開催しており、延べ300回を超えるハイキングツアーを実施することができました。

安馬谷里山ハイキングツアー

Q. 今までで印象に残っていることは?(大変だったこと)

活動をはじめてから15年ほどは、資金が乏しく大変な時期もありました。
現在は、国や県のさまざまな補助事業を活用しながら、現在までに、トータル1,000回を超えるハイキングツアーを実施できるまでになりました。

Q. 今後の目標は?

黒文字の魅力をもっと多くに方々に伝えていきたいですね。最近は、黒文字のお茶や木の魅力に惹かれて、ツアーに来られる健康志向の方々が増えています。自分自身、毎日黒文字茶を飲んでいるので、今も元気に里山活動を続けることができています。最初は黒文字の葉っぱを使ってお茶を入れていたのですが、木の枝でもお茶を淹れられることを知って、今はそちらをメインに黒文字茶をつくっています。安馬谷のツアーを通して、健康に役立つものを知っていただき、みなさんが健やかに過ごせる知識を伝えていくことが今後の目標です。

Q. PRコメントをお願いします!

里山の保全活動に協力いただいている方々もハイキングツアーの参加者も、みなさんが安馬谷での体験を通して、大地の恵みにありがたさを感じていただき、心身ともに健やかに過ごしていただけると嬉しいです。ハイキングツアーに参加された方々しか飲めない、安馬谷の特別な黒文字茶をぜひ堪能してください!

黒文字の花

ローカルガイド 山編