料理の神様を祀る神社で魚を捌く、平安時代のおごそかな儀式
毎年10月17日は高家神社にて「秋の例大祭・庖丁式奉納」が行われます。
平安時代の宮中行事を再現した「庖丁式」は、烏帽子と直垂(ひたたれ)などの装束をまとった庖丁人が、一切手を触れずに鯉や真鯛などを捌いていきます。
庖丁と真名箸だけを使って魚を捌く素晴らしい技と、古式ゆかしい所作は熟練の技。
食礼儀式として執り行われていたといわれる「庖丁式奉納」は、日本料理伝統を今に伝える厳粛な儀式です。
日時 令和6年10月17日(木)
場所 高家神社 南房総市千倉町南朝夷164
交通 公共交通:JR内房線千倉駅から路線バスに乗り、「高家神社入口」下車、徒歩約10分
自家用車:富津館山自動車道「富浦IC」から約30分(公共駐車場あり)
高家神社は料理の神様「磐鹿六雁命」を主祭神に祀る神社です。日本書紀に記されているこの神様は、味噌や醤油などの神としても有名です。
関連リンク:高家神社