形や色、大きさともに申し分のない品が出揃い、優劣つけがたい選果式となった |
104回目を迎える献上枇杷選果式が本日6月7日に枇杷の産地・千葉県南房総市で行われ、南無谷枇杷組合が出品した枇杷が天皇陛下への献上品として選ばれました。
今シーズンの生育状況は、昨秋の台風や年明けの寒害による影響などにより、収量が思うように伸びない厳しい状況の中、会場となった安房農業協同組合富浦支店には、形や色、大きさともに申し分のない品が出揃い、優劣つけがたい選果式となったようです。
審査員からは、「厳しい生育状況の中で立派な品が並び、生産者の方々の熱意が感じられるものばかりで、敬意を表したい」との感想が述べられました。
明日6月8日には、天皇陛下への献上品として初夏の味覚・房州枇杷が宮内庁へ届けられる予定です。
なお、審査結果は次のとおりです。
【献上品】※カッコ内は品種
〇天皇陛下 南無谷枇杷組合(大房)
〇皇后陛下 八束枇杷組合(房光)
〇皇太子殿下 多田良枇杷組合(瑞穂)
〇皇太子妃殿下 豊岡枇杷組合(大房)
【贈呈品】
〇千葉県知事 原岡枇杷組合(瑞穂)・鋸南枇杷組合(大房)
〇千葉県農林水産部長 岩井枇杷組合(瑞穂)
〇安房農業事務所長 館山市枇杷組合連合会(大房)
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