青々とした葉が一面に広がる食用ナバナ畑をあちらこちらで拝見することが出来る |
日本一の生産量を誇る食用ナバナの収穫が南房総市各地で始まりました。写真は、南房総市三芳地区のナバナ畑で、青々とした葉が一面に広がり、大きな籠を背中に背負って収穫する生産者の姿をあちらこちらで拝見することが出来ます。
食用ナバナは、南房総の温暖な気候により冬でも露地栽培が盛んであるため、長期間にわたり収穫可能な強みを生かして生産規模を拡大し、今では日本一の生産量を誇る一大産地となりました。
ほろ苦い春の野菜として、おひたしや天ぷら、かき揚げなどの素材をそのまま食する食べ方だけでなく、パスタやラーメン、そばなどの名脇役としても大活躍。また、地元のすし屋のネタとしても登場するのは南房総ならではです。
春先になると、バスツアーの体験メニューとして、食用ナバナの収穫体験に毎年、多くの観光客が訪れ、この時期の定番メニューになっています。
収穫を終えた畑はそのままにして、黄色い花を一面に咲かせ、南房総ならではの一足早い花の景観形成の一躍も担っています。
生産者からは、「この時期のナバナは茎が柔らかくて美味しいんだよ」とおっしゃっていました。食用ナバナは、安房地域の直売所の店頭に既に並び始めていますので、これから皆様の食卓に並ぶ日も多くなることと思います。
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