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| 令和最初の皇室献上枇杷及び献上枇杷選果式 ※写真は昨年の様子 |
千葉県の特産物・房州びわを皇室献上品として選ぶ献上枇杷選果式（房州枇杷組合連合会主催）が、令和元年６月５日（水）にＪＡ安房富浦支店で行われます。
元号が令和となり初となる献上枇杷選果式は、献上品に天皇陛下、皇后陛下、上皇陛下、上皇后陛下、皇嗣殿下及び皇嗣妃殿下の６点、贈呈品に千葉県知事２点を献上先として選定しました。
明治４２年から始まったこの選果式は今年で１０５回目を迎え、毎年この時期に房州びわを皇室へ献上するため、房州枇杷組合連合会に加盟する館山市、鋸南町及び南房総市の８つの枇杷組合が選りすぐりの最高級品をこの日のために用意します。各組合から４Ｌサイズの２４個の大玉ビワが木箱に詰めて出品され、審査員が形や色つやなどを厳しく審査します。
確かな生産技術に裏打ちされた房州びわは、千葉県の初夏を代表する果実として、親しまれています。平成２９年の千葉県産出額は８億円で、長崎県に次ぐ全国第２位の生産を誇っています。
【日程】
〇献上枇杷選果式 令和元年6月5日(水)午前9時30分 ＪＡ安房富浦支店
〇房州枇杷皇室献上 令和元年6月6日(木) 宮内庁、赤坂御所、秋篠宮邸
[皇室献上の歴史]
千葉県で唯一の献上品であるビワの栽培は、宝暦初年（１７５１年）に南房総市（旧富浦町）で始められたと言われており、２６０年余の歴史を有しています。
房州びわの皇室献上は、明治４２年６月２０日に、南房総市富浦町南無谷の木村兼吉氏によって始められ、以来、第二次世界大戦中の一時期を除いて連綿と続けられ、今年は献上を始めてから１０５回目を迎えます。
[献上枇杷選果式について]
歴史と伝統ある献上枇杷選果式は、連合会を構成する８つの枇杷組合（南無谷、豊岡、原岡、多田良、八束、館山、岩井、鋸南）から選りすぐられた１品が出品され、天皇陛下、皇后陛下、上皇陛下、上皇后陛下、秋篠宮皇嗣殿下及び秋篠宮皇嗣妃殿下へそれぞれ１点が献上されます。
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